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2007年2月23日 (金)

その後(下)

その後(下)です。結構 長く、重たい話しになります。そして、だいぶんイタイことも書きます(笑)。

我が家を担当されている現場監督さんは年が私のひとつ下です。施主目線で見れば 少々頼りない面もありますが、とても真面目な良いひとです。3ヶ月前の地鎮祭で この人の声が響いたことを今でもはっきり覚えています。

監督を施主目線で見なければ、どうなのでしょう?・・・たぶん、真面目で裏表があまりない、やさしい人なのかなぁと思います。

今回の打設方法違いの件に直面して、自分自身の中で色んなことを考えました。

  • 何千万の借金をして家を建てるということ
  • 人生何年か分かりませんが、35歳の男として、人生の半分を生きてきたこと
  • これからどう生きて行きたいか?
  • 何が我慢できて、何が我慢できないことなのか?
  • 1番大切なことは何なのか?
  • ete…

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話しは戻ります・・・

統括管理者の○○さん、現場監督の○○さん を会議室に通してもらい、 私もいざ会議室へ。

一条さんが話す前に 先に断りを入れ、自分の意見をまず述べさせてもらいました。

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『・・・我家の建築中に発生した すべての問題は、理由は何であれ、施主である、私の責任と思ってます・・・。』

それと、『監督の○○さんには 最後の最後まで、私と一緒に家作りをお願いします・・・』

『我が家の建築に携わる人たちが みんな笑顔でなければ、いくら立派な家を建ててもらっても 私たち家族には何の価値もないのです・・・。なので 楽しく家作りが出来るよう、是非 協力お願いします・・・』

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どう受け取って頂いたかは分かりませんが、自分で出した答えが↑の結論でした。それ以上、それ以下もなく、自分が一晩考えたあげく、出た答えがこれでした。

一条さんから、今回のトラブルの説明、基礎に対する強度試験、基礎に問題があった場合の修復の意思があることの説明、これからの体制と管理の説明をしてもらいました。

紳士的に対応して頂けると聞き、納得できました。

気になる基礎の出来ですが、立ち上がり打設後に型枠を取外してからの確認となりますので、当分先になると思います。4Week後。

私と一条さん、共通の認識なのですが、打設方法が予定と違っていた事実はどうにもなりませんが、致命的欠陥があると決まったわけでも、手抜き工事をしたわけでもないので、今現在において、駄目な基礎と悲観的に嘆く必要はないので、妄想と現実はきちんと切り離して整理しないといけません。

もうひとつ、4week後の強度試験を実施して頂けることになったのですが、出来、不出来の判断に対して、どこまで信憑性があるのか?この部分には強度試験をやっても意味がないことをしっかり理解しておかねばなりません。

強度試験と言っても、たかだか表面の強度を測定するだけなので、例え検査結果で設計強度が出ていたとしても、内部が問題ないかは測定のしようがありません。こういった検査は まず適切な打設方法を守った上で初めて意味があるものなので(内部と外側が同じように強度が出ていると仮定した試験)、たとえ強度が出てても問題ないとは決して言えません。表面強度が低かったら尚のこと大問題となります。

あとの細かい話は割愛します。

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以下、自分の考えと 反省。(あくまで私個人の考えなので・・・)とめどなく書いていますので、読み飛ばしてください。

私は現在35歳、家作りはコレまでの人生と、これからの人生を繋ぐものだと思って取り組んでいます。もちろん後悔しないよう納得の行く家作りを目指しています。

家の構造、建築の不具合、出来ばえもそうですが、施主としての姿勢、現場の雰囲気、HMとの関係、携わって頂く方々への感謝と 家作りの喜びも大切にしたいと思っています。

家作りに完璧(100点)は求めませんが、後悔だけはしたくありません。70点であればいいのです。

家は もの凄い部品と もの凄い工程、もの凄い人間の数、多くの不安定要素が介在して、成り立っているモノなので、どうしても不具合や手違い、バラつき が出てきます。遅ければ致命的になるでしょうし、早ければカスリ傷で済むかも知れません。だから、家作りにあたっては知識準備とトラブルの予見、事前のリスクの洗い出しが重要となります。HMの家作りに 自分自身が施主の権利を持って介在することで、自分の家に致命的欠陥が発生しないようにしたい。ただそれだけです。

一条の上にあぐらをかくことなく、持てるエネルギーと知力を振り絞って、家作りに臨もう。全ての責任が自分にあると思って立ち向かえば、きっと良い家が出来るはず。

全ての責任は やっぱり自分です。自分の家を 自分が判断して建てるのです。選択肢は星の数ほどありますし、実際にたくさんありました。その中から自分が選んだのです。だから、結局は自分の責任なのです。(だって自分達が住むんですからね)

どうにもならない事が、自分にも手に負えないことが発生したら、それこそ最後の手段になりますが、出来る限りにおいては皆がハッピーになる道を選ぼうと思います。

ただ、何でもかんでも自分では無理なので、家の責任は自分、契約上の義務は一条にあると思っています。(義務って曖昧ですが・・・)、責任と言えば、一条には社会的な企業責任もあるでしょうね。

その分、厳しいことも言わなくちゃいけないし、嫌な思いもさせるかも知れない。皆で笑うには 何より自分が1番しっかりしなくちゃいけない。

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今回の件は 自分の中で ちょっとした分岐点でした。今回のことで、また多くのことを学べたと思います。裕福な日本社会で生活し、贅沢品の家を建てる。視点を変えてみれば、どんなことであれ、良かったと思えば、良かったことになるのです。

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次回記事は 我が家の基礎に対して、問題あるのか?なさそうなのか? 素人なりにリスク分析をしてみたいと思います(笑)。

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コメント

「結局のところ、責任は当の施主に返ってくる」
これは私も同じ考えです。
今は責任をHMに還元して考える人が多いと思いますので、少数派かもしれませんね。
さて、お約束?の我が家の基礎問題です。
クラックについては「ヘアってホント?」という疑問は残りますが、私には判別しようもないので一条を信じようと思います。一応、メールには監督さんの言も残ってますし。
問題は、ある方のHPで見たのですが、玄関及びユニットバスの部分に「基礎断熱」が施されているのでは?ということ。そのHPには写真入りで載ってました。
休日に床下にもぐって確認するつもりですが、建築中は頻繁には現場に行けなかったので、後から気がつきました。
・・・シロアリを呼ぶんですよ、基礎断熱は。
下記HPに詳しく情報があります。
岡崎シロアリ技研
http://www.sinfonia.or.jp/~isoptera/index.htm

投稿: 壱号 | 2007年2月23日 (金) 10時27分

「責任は施主」同感です。

そもそも建築確認申請は、施主の名前で申請されます。
だから、さんぺいさんは、施主責任を全うされたわけです。

ハウスメーカーが工事は請け負いますが、良きにつけ悪きにつけ、責任をかぶるのは施主。
だからこそ、現場をしっかりと見ていかねばなりませんね^^

善処していただけたこともですが、さんぺいさんの「施主」としての在り方が素晴らしいと思いました。
私たちも、着工までの間にしっかりと勉強をして、何かのトラブル(大小にかかわらず)の際には、迅速かつ紳士的に対応できるようにしておきたいです。

投稿: ねね | 2007年2月23日 (金) 11時20分

さんぺいさんは、施主として当然のことをしたのだと思います。
私は、さんぺいさんほど強く責任を意識したことはなかった。
まだ施主とは呼べないですね。
施主として責任があるからこそ情報を仕入れて判断する、
一条さんに責任を転嫁させるのではなく
施主の責任として「笑顔」で家造りをするべく
努力するその姿に、私も考えさせられました。
結構のん気にどうにかなるじゃんって思っていた
自分がちょっぴり恥ずかしいです。
もちろん、一条さんを信頼しているってことなんだけど
もう少し勉強が必要だと改めて思いました。
いい家造りのために、笑顔のために
人(一条)任せにしないその姿勢を見習いたいです。

強度試験がどうでるか、結果を受けてどうなるかは分かりませんが、
キーワード「みんなが笑顔」になるべく
よい方向に進んでいくことをお祈りします。

投稿: anne | 2007年2月23日 (金) 20時28分

我が家では、おそらく他の現場でも一条工務店の基礎工事はホントに基礎業者に丸投げ状態だと思われます。下記↓ページが我が家の様子が掲載されてます。
http://www2.tokai.or.jp/top/kiso/kiso.htm

我が家においてでは、打設方法違いとミキサー車搬入時間ならびにコンクリートポンプ車の故障が重複したトラブルが発生しました。展示場の所長に直接問題ないのかとメールで問い合わせしたら、話し合いに我が家に回答に来たが、曖昧な返事のみでした。あげくに担当の営業をかばう始末でした。結果オーライみたいなコメントでした。
施主が素人で何にも判らないのだと思っている口調でした。
建築契約、間取り決め等の話し合いから、釈然としない事項がままありました。(例えば設計士へここはこうした方が便利ですよとかここはあまり感心した間取りではないからこうすればといったアドバイスが全く提示されなかった。)それから基礎段階からこの調子でしたので、今後はもっと工事に目を凝らせねばと痛感しました。
監督、メーカーへの信頼も必要でしょうが、施主自身もスキルあるべきですね。今は、ブログサイト多数あり情報が入手しやすいので大変便利になりましたね。

投稿: 安住 | 2007年2月23日 (金) 21時16分

「妄想と現実はきちんと切り離して整理」
妄想が得意のパトはこれが難しいです。
いかに今のさんぺいさんが今回の件を冷静に
見つめらているかが、うかがえる言葉ですね。
一条もさんぺいさんの責任ある言葉にあぐらをかくことなく、
これからの工事に臨んでいただきたいと感じました。

投稿: パト | 2007年2月24日 (土) 01時02分

今回は基礎の方法は違ってしまいましたが
施工自体失敗したわけではないですもんね。
さんぺいさんの冷静な判断と熱い気持ちに
一条も応えてくれると思います。

施主の責任・・・言われてみればそうですね。
業者任せはダメだけど、信頼して任せたいし
自分で色々チェックしたいけど、素人には限界があるし
何かと難しいですが、ウチも一条といい関係で気持ちいい
家作りを目指したいです。色々考えさせられました。
ありがとうございます^^

投稿: いかりん | 2007年2月24日 (土) 11時39分

コメント頂いたみなさん、ごめんなさい。
風邪を引いてしまったようで、安静にしておりました。

■壱号さん
やっぱり少数派ですか(笑)。最後まで一条と楽しい家作りが出来ればと思います。
基礎問題の件、教えてもらってありがとうございます!ヘアクラック発生の本当の原因は分からないですが、通風孔周辺だと気になりますね・・・。樹脂で固めてしまう方法が一般的のようですが気持ち良いものでもないですし・・・。
基礎断熱の件、私もHPチェックしてみました。特に危ないのは布基礎+土間コンのようですね。基礎の断熱に関しては、直接 土の上に断熱材を乗せて上からコンクリートを打つわけではないので、断熱材の下にしっかりベタ基礎があればそんなに心配不要かと思います。ただ施工された後は見ることが出来ないので、油断は禁物なのですね。

■ねねさん
>そもそも建築確認申請は、施主の名前で…
言われてみたら、そーですね(笑)。最初から施主の責任ですね。
ねねさんはしっかり勉強をされているので間違いないと思いますが、過去に一条で建築されたさまざまなトラブル記事は ちょっとしたポカミスが尾を引いて大修復&泣き寝入りが多いと思いますので、油断は禁物ですね!

■anneさん
いえいえ、anneさんの一条との関係は素晴らしいと思いますよ!何に付けても信頼関係が1番大事だと思います!神経質過ぎると、上手く行くものも行かなくなることがあると思いますので、自然体が1番ですね。
キーワード『みんなが笑顔』。やっぱり、笑うかどには福きたるで、笑ってないとイカンと思ってます♪

■安住さん
始めまして♪前々からHPは参考にさせて頂いておりました。確かに現在はブログをやっている人が多くてとっても参考になりますね。
Internetがない世代だったら、家作りはどうなっていたかと思います…。そもそも一条工務店で建てなかったかも?(笑)と思います。
夏場のコンクリート打設でのトラブル、ハラハラされたんだと思います。同じ施主としては精神的に悪いなー。でも、今は立派な住まいが完成されてて羨ましいです!私もあと数ヶ月先には一条の家に住めるかと思うと楽しみです!また色々アドバイスをお願いします。
リンクを貼らせて頂きます!

■パトさん
パトさん、妄想は大事ですよー。リスクの抽出は妄想から始まりますから(笑)。
人間の行動力は妄想が根源にあると密かに思います。一条さんには私以上に頑張ってもらいますね!(笑)

■いかりんさん
そうなんです、基礎の方法が違ってしまっただけなので、まだ失敗したわけじゃないのです。^_^;
基礎の場合、失敗と成功の区別が付かないのと、失敗した時、どうしようもないのが難点です。
私をはじめ、いかりんさん、その他大勢の施主のみなさんの殆どは 素人なので、いい家を作るにはHMとの信頼関係が1番大事だと思います。願わくば、この人に素晴らしい家を建ててあげたい…とHM担当者に思って頂けたら素晴らしいですね!

投稿: さんぺい | 2007年2月26日 (月) 23時43分

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